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Simple&Chic
『ホカンス』を感じる住まい

大阪府摂津市別府1丁目 Model House

電話
有効宅地面積 94.08u(28.45坪)
方位 西向き
施工床面積 123.38u(37.32坪)
構造 木造2階建
間取り 4LDK
居室4部屋
土間収納
W-CL

担当設計スタッフのコメント

今回はモデルハウスなので時代の中で変わりゆくお客様のニーズ・生活スタイル・価値観に、より多く対応出来るように配慮し、コロナ過により重視されているお家時間が快適に過ごせるように計画。
開放感のある空間とおしゃれな『シンプル&シック』のデザイン性でホテルのような大人っぽい上品な内装デザインを計画し、 お家でのんびり「ホカンス(ホテルでバカンスを楽しむ)」の要素を取入れました。

さらにおしゃれなだけでなく家事がしやすく動きやすい動線や収納を目標に、子育て世代が過ごしやすく、『おしゃれさ』と『暮らしやすさ』のバランスが取れたMJ HOUSEらしいお家を計画しました。
このモデルハウスを通してMJ HOUSEの魅力が一人でも多く伝われば幸いです。

設計部 南里 武志

機能性の高い玄関スペース

  はじめにお家の顔となる玄関スペースをご紹介いたします。
マンション等の玄関は狭いというご意見をよくお聞きします。そこで毎日使う玄関スペースは『帰宅した、というゆとり』を感じられるよう全体で4畳以上のゆったりとしたスペースを計画しました。
「今までの玄関の狭いマンション暮らしの反動があり、玄関を広くしたけど、家に帰ってきた時の開放感が気持ち良い。ストレスなく家に入ることができたり、自転車も中に入れたりして、本当に自分達の生活スタイルに合った家だと思う。靴が散らからないのもいい。」
とつい先日、玄関を広く計画されたお客様から住み心地の感想をお聞きしました。
玄関は毎日使う場所。帰ってくる度に気持ちの良いスペースにすることで、生活の充実度が一気に上がります。

また、玄関ドアを開けお家の中へ入ると、視線の先はLDKへ続くブラックのリビングドア。 ドアのデザインは四方枠に囲まれた重厚感のある形状で、本体はマットな質感の渋いブラックカラーで、扉の上部半分に細かなストライプ柄のガラスを組合せたデザイン。ストライプ柄のガラスは、アンティーク家具などに使われていることが多く、そのレトロな“ゆらぎ感”が味わいのある表情を生みだします。 また、ガラス入りのドアを採用することで夜間はこのガラスからLDKの光が玄関ホールへと入り、柔らかく照らし、エントランスのデザインをより引き立ててくれます。 お仕事から帰宅した時にリビングの光を見て「帰ってきたな」とホッと一息ついていただける玄関に。

エントランスには小窓を配し、外からの光と風が通るように計画。この窓は防犯面を考慮し、人が通り抜けできない細長いサイズの窓にしているため、在宅中は窓を開けて換気可能。 玄関はシューズ類や雨具などを置く場所。採風可能な窓があることで空気の入れ替えが出来、籠りがちな湿気や匂いも換気ができ助かりますし、なにより新鮮な空気が流れる玄関って気持ちが良く、素敵な事が舞い込んできて運気も上りそうです。 明るくて清潔感のある玄関スペースが完成予定。

広い土間収納

 玄関の左手側には大きな2畳の土間収納を配置。シューズ類などはこの中へ入れる事ができるため、エントランスやホールにシューズボックスを置かなくてよく、玄関の見た目をとてもスッキリできるという収納の効率化を図りました。
また土間収納の扉は無くしてオープンにすることで、先程ご紹介したエントランスの小窓から外の風を取り込み、収納内へ通すという換気性も確保。

収納内は片側の広い壁一面に大きな可動式の棚を設置しました。棚の高さが自由に設定できるためシューズ類以外にもロングブーツやレインブーツなど長さのあるタイプも収めやすい収納です。 もう片側の壁には下地を仕込み、後に追加で収納棚を取り付けできたり、大きな鏡を取り付けられるゆとりのあるスペースになっています。

また収納内のスペースは十分広いため、備蓄のお水やジュース類などの飲料関係もダンボールごと置けたり、灯油缶などの重たい物や日用品のストック品、アウトドアグッズ、ゴルフクラブなどのスポーツ用品、ベビーカーや自転車も収めることができる大きな倉庫としてご利用いただけます。
玄関周りの荷物は全て土間収納内へ入れておけるので、来客前に急いで片付け!と慌てる事がない、機能的でいつでもスッキリとした玄関に。


2WAY玄関

 過ごしやすいお家を目指すために、生活動線・家事動線・来客動線などを意識してキッチン、サニタリーへ直行できる2wayで便利な間取りを計画しました。 先程ご紹介した土間収納の奥にサニタリーとキッチンへ直接入室できるホールと入口を設け、リビング側からだけでなく玄関からもサニタリー&キッチンへアクセスできる2WAYになっています。 さらに土間収納の奥のホールにハンガーパイプ付きの収納スペースも配置。お家に入る前にアウター等をしまう事ができます。 (下図参照)


帰宅後に手洗いがしやすい
玄関とサニタリーがドア1つで繋がっているため、新型コロナウィルスの大流行から浸透した帰宅時の手洗い・うがいのしやすさにも対応しています。 流行中のウィルスからもご家族を守ります。

収納・家事がしやすい動線
玄関とサニタリー&キッチンまでの動線を短く、さらに直行できる動線にすることで、買い物をして帰宅すると玄関からすぐに重量のあるお水やお酒などのストック品を土間収納に収め、そのまま奥に進みサニタリーで洗剤類や洗面周りで使う物を収納。その後キッチンに入り食材を収納、という流れで収納しながら移動もできるとても効率的な動線に。キッチンで出たゴミ類もこのルートで最短&効率的にゴミ出しが可能に。ちょっとした工夫ですが、これで毎日の家事が時短に。

来客動線
居住者は来客中でも土間収納を通り直接入室でき、リビングを横切らずに移動が出来るため、リビングでお話し中の来客の会話を途切れさせない、ゲストに配慮する事が可能な来客動線に。

玄関近くにアウターやストック品の収納スペース
さらに土間収納の横のホールに収納スペースを造り、ハンガーパイプを設置しました。お家の中に入る前にアウターを掛けられるので、花粉や埃、PM2.5やウィルスを玄関先でシャットアウト。また各家庭で必要なストック品も置く事ができます。お子様の幼稚園のカバンや道具置き場にすれば、毎朝リビング近くでお子様の準備が完了。
居室まで行かなくても良いため、朝の準備が凄く楽になります。

明るくて風通しの良いLDK

   まずLDKは18.6畳と広々。さらにキッチンは開放的なオープンキッチンで、キッチンからLDK全体の見通しがGOOD!
また、2階へと続く階段はお客様からたくさんのご希望をいただくリビングイン階段でキッチンの近くに配置し、お料理中でも御家族の外出や帰宅に気付きやすい配置になっています。

御家族が寛ぐリビングは南側の明るい方角に配置。さらに南側は幅5mある専用通路に隣接しているため、自然光や風が入りやすい明るいリビングとなっています。

東側はお隣と面していることから視線が合わない事などのプライバシーを考慮し、外からは内部が見えない天井近くの高い位置に、横長の開閉できる窓を2つ配置。外の視線が気にならずしっかり採光、換気も可能。 さらに高い位置に窓を設ける事で窓下の壁部分のスペースが広く開くため、TVやチェストなどの家具や絵画や植物などのインテリアを配置しやすくなります。

南側は専用通路側があるため、通行人からの視線やプライバシーを考慮し、外部から見えにくいような位置に窓を設置。こちらの窓は面格子付きで防犯面も安心です。

西側のインナーガレージに面する窓は掃き出し窓。車に積んだ荷物をここから直接出し入れ可能です。雨の日や重たい荷物の時など凄く便利で、こちらもシャッター付きで防犯面も安心。

御家族が長い時間を過ごし寛ぐLDK空間はプライバシーと採光、通風が良くなるように検討し、心地良い空間となるよう計画しました。


子育て世代に嬉しい水廻り

 オープンキッチン、サニタリー、お風呂の水廻りは敷地の奥の北側に集約し、横並びに配置。日頃の家事動線距離が最短になるように計画しました。

サニタリーは広めでゆったり。横幅約1.2mの室内干しを完備しているため、お洗濯物が少ない日やあまり外に干したくない洗濯物など干せるように工夫されています。
室内干しは天井からの釣り下げ式の物干しを設置し、ヒモを引くだけの手軽な操作で簡単に竿を昇降させることができます。使わない時は天井近くに収納でき邪魔になりません。

設置する洗面台は横幅90cmのゆったりサイズに。2人並んで身支度できたり、洗面ボウルのサイドにコンタクトやコップなどちょい置きができる便利なサイズ。

キッチンとサニタリーをまとめることでリビングの様子を確認しながら、さらに会話を楽しみながら、キッチン作業と洗濯とお風呂の準備が同時に可能。子育て世代には嬉しい動線となっています。



『Simple&Chic』な内装

 内装デザインのコンセプトは『Simple&Chic』。上品でカッコよく洗練された雰囲気で、男性・女性のどちらにも愛されるユニセックスなデザインをイメージしました。 カラーはホワイトとグレーをメインに、重厚感のあるブラックをアクセントに取り入れたモノトーンのカラーリング。グレーカラーを中心にカッコいいけど辛すぎないようバランスを調整。

 空間の広い面積を締めるフロアー材は内装デザインのキーポイント。そこでLDKの床は上品さと洗練さを感じさせるグレーカラーのフロアタイルをセレクトしました。 目地が出にくい商品で床一面をフラットに仕上げます。木調のフローリングとは雰囲気が異なり、高級さとシックな雰囲気に仕上げてくれる床材です。
またこちらの商品はコンポジションビニル素材と言われる床タイルで、耐久性があり劣化しにくいことや、最近お客様よりリビング床にタイルのご要望を頂くことが多くなってきたことも、採用した理由です。

 キッチンはLDK空間の中でも存在感のある場所。内装コンセプトやデザイン性を演出するにはかかせないスペースです。 「立体的にオシャレに見せたい」「フロアタイルで表現した『高級感』に合わせたい」という想いからキッチンはホワイトの天板にソリッドのブラック扉を合わせ、メリハリを効かせたモノトーンカラーでまとめました。

お家全体の室内のクロスは爽やかなホワイトをベースとし、収納の中をグレーカラーにするなど、テーマに沿ったモノトーンでお家全体をコーディネート。
また玄関、LDK、階段の天井にナチュラルな木目柄のクロスをアクセント貼り。木目柄を取入れる事で暖かみや明るさがプラスされ、より様々なカラーのインテリアと合わせやすくなります。
お住まいになられる方が好きなインテリアを配置し、それぞれの御家族のカラーで楽しんでいただけるようにコーディネートしました。

「視覚的にもリビングに開放感を感じられる事」、さらに「広い約19畳のLDK空間が間延びした雰囲気になる事を避けるため」リビング・ダイニングの天井を20cm高くし、キッチンと天井の高さを変えることで奥行感と動きを出し、開放感とまるでホテルのようなスタイリッシュな空間デザインを演出。
さらに ブラックのキッチンが立体的にかっこいいアクセントとして重厚な存在感を醸しながら、広いLDK空間全体を引き締めます。

その他、トイレのアクセサリーはクラシックモダンなデザインのシルバーカラーを採用するなど、細かなところにも高級感とシックさをプラス。



子ども部屋

 2階フロアーは子供部屋として居室を3部屋、そして主寝室1部屋の合計4部屋を4方向の角に配置。 さらに主寝室にはW-CL(ウォークインクローゼット)と広い3畳のバルコニーを配置しました。

子供部屋は6畳が2部屋、5.9畳が1部屋と3部屋とも子ども部屋として十分な広さがあります。また、収納は採光の妨げにならない位置に、1畳のたっぷりとしたサイズを確保。育ち盛りのお子様の増えていく荷物もしっかり対応可能です。 子供部屋も、各窓の位置やサイズ、収納の位置、ドアの位置など細かく検討することで快適に過ごしていただけるように工夫しています。

さらに2階フロア全体には無垢のバーチ材を採用しました。1FのLDKとは違う雰囲気になるよう変化を付けることで、各御家族のプライベート感や暖かみをより感じていただけるようにしました。

バーチ材は和名を『樺桜』とも言い、桜の木に似た穏やかで優しくて上品な表情の天然木です。表情は柔らかですが緻密で細かく、キズが付きにくいタイプの床材なので、子供部屋にオススメです。

無垢材を施工されたお施主様からよくお聞きする話ですが、 お子様は帰るなり靴下を脱ぎ、裸足になりたがるほど足触りがとても気持ち良いそうです。 その他にも調湿性能が高い事や木目の美しさや香りに癒されるなどの特長があり、プライベートルームに最適。

そして今回のお家の断熱材には性能の高いセルロースファイバーを採用。新聞紙を再利用して造られており、調湿性能と断熱性能の高い当社でも人気の高い断熱材です。 無垢材と組合せる事でさらに調湿性能がアップし、心身ともにリラックスできるお部屋に。

【セルロースファイバーを採用されたお客様の体験談を PIC UP】
・山側で雪も降るくらい外は寒いのに、エアコン付けると冷え性の妻でも裸足でいるほど部屋が温まる。

・朝起きて、リビングへ行くと真夏でも夜の冷房が残っている気がする。

・無垢材と合わせて使うと朝起きてリビングに入った瞬間に空気をキレイと感じる。

・家の中は子供達が騒いでうるさいというのを、帰宅して気付いた。窓はダブルサッシというもあるけど、セルロースの防音性能も高いからだと思う。

居心地の良い主寝室

 主寝室は6.7畳あり、さらに2.5畳のW-CLを併設。ご夫婦の荷物にもしっかりと対応できる大きさで、ファッションに敏感でお洋服をたくさんお持ちの方や、様々な荷物が多い方でも対応できる大きなW-CLです。

収納内は壁一面にハンガーパイプを通し、たくさんのお洋服を掛けて収納できます。一目できるので時間の無いお出かけ前はお洋服が見つけやすくて大助かり。
また、大きなタンスも入るので今まで使っていた家具も収納可能。荷物が少ないという方は、コンパクトなデスクを配置しリモートワーク・書斎スペースとしても。
スペースはまだまだ余裕があります。棚や収納BOXを置き、かさばるバッグや帽子、アクセサリーなどの小物類もしっかり収納OK。
さらに奥の壁の一面に下地補強を施していますので、大きな鏡を設置すればW-CL内で全ての支度を終わらせる事もできます。
また、収納を広く造ったことで主寝室側に収納のための余分な家具を置く必要が無くなります。それによりスペースを広くゆったり使えたり、ベッドの横にお気に入りのデザインのサイドテーブルやチェスト、デスクを配置しインテリアを楽しんだりお仕事スペースとしてもGOOD。

さらに主寝室の階段室側の壁に内窓を設け、暗くなりがちな階段室へ主寝室からの光が入るように計画。 内窓は天井近くの左端に設置。端に寄せた事で目線と重心が片側に寄り、壁を広く見せる効果とモダンでスタイリッシュなデザインに見せる効果が。内窓は配置する位置により印象がガラリと変わります。

主寝室の南西側には3畳の広々としたバルコニーを配置。陽当りも良く洗濯物がたくさん干せ、お布団も気持ち良く干していただけます。
また、バルコニーの腰壁に細めの横長の開口を開けました。プライバシーを確保しつつ開放感が増すとともに、光と風をバルコニー〜主寝室へと届けます。さらに外観の印象的なデザインにも。

広々バルコニーで就寝前に夕涼みをしたり、お酒を飲みながら季節の虫の声に耳を傾けてリラックスしたり。 主寝室はただ休息するだけのお部屋でなく、一日の終わりにゆっくり寛ぎリラックス&リフレッシュできる空間としてお使い頂けます。

外構デザイン

内装デザインのテーマである『Simple&Chic』の雰囲気を外部まで引継ぎ、ハンサムカラーのブラックカラーを外壁に採用しました。

外観は正方形に近いようなキューブ型のアウトライン。とてもシンプルでスタイリッシュな形状です。
形状がキューブ型とシンプルなため外壁材には厚みも感じさせるリアルな木調デザインのものを選定し、男性、女性どちらにもかっこいいと思ってもらえるシックで暖かみのある雰囲気を造り出します。

さらに玄関ドアはマットなブラックカラーのシンプルモダンなデザインをセレクト。玄関ポーチには石のニュアンスを感じる大人っぽい上品なブラックのタイルを合わせました。 同じブラックでも異なる素材や質感を組合せて重ね、ブラック一色のシンプルさの中に重厚感と奥行感、洗練された雰囲気を演出。

お家の顔となる外構デザインは当社の『外構デザインプロジェクト』の中から都会の小さなParisをコンセプトにした『JardinのElegantシリーズ』を基本に展開。 ボリュームと深みのあるグリーンの葉を中心に、ホワイトやパープル系の大人っぽいシックなカラーでまとめた花々が、アンニュイな大人のParisを表現します。

奥行感のあるブラックのお家に深みのあるグリーンや花々が映え、お互いを引き立て合う外構デザインに。


外構でゼインプロジェクト『jardin』へ

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