Suitashi Hinodecho T-HOUSE
『絶対条件と後から出てきたこだわり』〜吹田市日の出町T-HOUSE〜
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2009年12月 着工 場所：大阪府吹田市日の出町 敷地面積：73.39��(22.20坪) 構造：木造(在来工法) 階数：地上3階建て 間取：4LDK
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| 当初から「建物と車の駐車スペースは別々」「キッチンは2階に絶対に集約したい！」との条件で土地を検討されていました。御結婚後の新居としてお探しだったため、たくさんの行事が重なっていて大変なスケジュールの中でのお打ち合わせだったと思います。貴重なお時間を頂きありがとうございました。出来る限り短い時間で中身の濃い打合せを心掛けました。窓や壁紙などかなり悩まれていたご様子で大変だったと思いますが、こだわりのお家が完成したと思います。是非、新居で楽しくお幸せにお過ごしください。 |
石川 雅教 |
敷地の特徴
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敷地面積：73.39��(22.20坪) 南西・角地・道路幅4m 近隣は2階建てが多い住宅地 |
窓の位置
今回の立地は南西の角地で日当たりは良いですが、周囲に住宅が密集していて人が通った時に目線が気になるとのことで、窓の位置や高さに配慮しました。特に一階の和室は目線が外部と合わないよう高さや大きさを工夫。しっかり採光は確保しながらプライバシーを守れること、また防犯上のことも考えプランしました。限られた空間で収納確保
２階に水廻りを集約する事が絶対条件の中、ＬＤＫの広さと収納スペースの確保が課題になりました。そこでキッチンコンロの前の壁の厚みと、キッチンカウンターの下部の空間を利用しそれぞれに収納スペースを。どちらも奥行きは取れませんがコンロ前には掃除機やアイロン台等をキッチンカウンターの下は本や小物を収めることが可能になりました。もちろん階段下のデッドスペースも有効活用。壁も耐力壁と呼ばれる重要な壁は触れませんが、場所により収納スペースを設けることは可能です。位置をしっかり確認しながら検討して下さい。階段は緩やかに
打ち合わせ当初から先の事を考えて、階段の角度を緩やかにしてほしいとのご要望がありました。まず、階段の角度についてはプランニング次第ですが、最初の段階で御希望がありましたので間取りに影響のないよう角度調整しました。通常の建売住宅では大体約48度位の傾斜ですが今回は約41.5度の緩やかな傾斜に出来ました。敷地の形状や間取りのご希望により異なりますが、間取りが完成してからになると色々なところに影響が出やすいため、最初の段階で設計にご相談いただければ可能な場合もあります。 |
飾り棚
奥様が気に入った写真を色々なアルバムに集めているとのお話があり、飾り棚にアルバムを置いて頂けるようサイズを測らせて頂き、階段から見える位置２か所に造作しました。常に目につく場所なのでこれから、お気に入りの写真が増えるたび入れ替えて楽しんでいただけたらと思います。クロスの貼り分け
壁や床はコーディネート上一番範囲が広いため工夫次第でお部屋の雰囲気をかなり左右します。今回、奥様がグリーン等やさしい色合いがお好きとの事でかなり悩まれ各居室や水回りクロスを貼り分けしました。壁の一部だけを貼り分けて違うクロスを使用するだけで、お部屋全体にメリハリや個性が出てデザイン性もアップします！ |
フローリングは樺桜（カバ材）
カバ材とはカバノキ科の落葉広葉樹です。独特のやさしい色合いをもち、白い明るい木目が特徴ですが、年月とともに深い飴色に変化します。今回のお客様も合板にするか無垢材にされるかで迷われたようですが、やはり無垢材は生きていますので、部屋の中にいるだけで、空気感が違いますし健康にも良いとの理由で１０種類の無垢の中から樺材に決定しました。カバ材のもう一つの特徴としてナチュラルなインテリアにもモダンなインテリアにもなじみやすくお好きなコーディネートを楽しんで頂けます。 |
外観はシンプルで温かみがあり、落ち着いた雰囲気で
お施主様の雰囲気に合わせて、温かみのある落ち着いた外観の組み合わせをご提案。明るめの素材の組み合わせや、色味のあるもの、コントラストをつけたものなどを1つ1つ素材と色を確認しながら打ち合わせを進めました。
塗り壁のテクスチャをつけた『ベルアート』の質感を気に入られたお施主様。
1階部分のみにするか、2、3階まで塗ってしまうかでかなり悩まれましたがメンテナンスを考慮され1階部分のみに。
2階・3階部分はベルアートの質感に近いサイディングをセレクト。
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