『見どころがいっぱいの和モダンなお家』
※打合せに使用したイメージパースです。 |
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お施主様からご要望のあった『和』を感じる空間を目指してお家造りをさせていただきました。ご主人、奥様、私の3人で一緒に考え、悩んで完成を目指したお家です。1日ショールームめぐりでご一緒したお昼のカレー屋さんでの光景には…びっくりしてしまいましたが(笑)、T様らしいオリジナルのお家になったと思います。 長期間のお打合せ、お疲れ様でした。 |
石川 雅教 |
敷地の特徴
北側道路に接し間口9.9m、奥行14.3mの整形地です。敷地の東西側は3階建て、南側に平屋建ての住宅が建っています。また、東側には奥のお家の幅2約mの専用通路があります。広々とした玄関ホール
「現在の住まいよりも玄関は広くしたい」というご要望をいただき、一般的な玄関の広さより少し幅も奥行もゆとりをもたせたプランをご提案しました。玄関収納を設置しても約1.8mの幅があり、3人ぐらいは横に並んで靴を履くことも可能な広さ。これならお客様がいらした時でもゆとりを持って向かえることができ、まずは玄関でお話しが盛りがってしまいそうな空間です(下イメージ図参照)。ご家族そろってお出かけのときもゆったり準備をすることができます。※打合せに使用したイメージ図です。 |
玄関収納も大容量タイプに。玄関の横は駐車スペースで空いていることを活かして収納のコの字の間のスペースに窓を配置。広々した玄関ホールに光と風を取り込みます。このお家の内観を楽しくイメージできるような明るくて広い玄関となりました。 |
庭と和室がつながったLDK
お施主様より「庭が欲しい!」「和室が欲しい!」というご要望をいただきました。そこで、LDKが中心となり奥様がキッチンに立っていても庭で遊ぶお子さんに目が届き、和室でくつろぐ家族の姿も確認できるよう和室、庭と繋がりを持たせたプランをご提案しました。キッチンで作業をしていても庭を通して和室の様子が確認できます。リビングと和室の間の襖を開けると、約26畳の大空間に。庭と面することで視覚的な開放感も抜群です。
※打合せに使用したイメージ図面です。 |
庭
敷地の南側にある庭は、「子供の遊び場やBBQを楽しみたい」とご要望をいただき、8畳以上のスペースを確保。また、庭を設置することで隣の建物から距離を取ることができ、南側から光をお家の中にふんだんに取り込みます。
※打合せに使用したイメージ図面です。 |
キッチン・ダイニングに寄り添うようにL字型に縁側を設置。夏の陽射しは縁側部分の軒で日影をつくり、太陽の熱がお家に熱が入りにくいように工夫されています。最近はあまり見ることの少ない縁側ですが、縁側ではお天気の良い日はお庭で干した洗濯物をたたんだり、日向ぼっこをしたりできます。 |
オリジナルの和モダンを目指した内装デザイン
パン造りが出来るスペースの確保・明るく開放感があり暮らしやすい事・『和』テイストのデザインなど『T様がお家に求めておられる事』をしっかりと共有できるよう意識しながら、内装デザインを決めていきました。また、リビング・ダイニングは開放感が増すように天井は2m60cm(通常は2m40cmくらい)と少し高くし、天井には床の色と合わせて塗った2本の化粧張りを施し、キッチンの天井や床材等と雰囲気を合わせたクロスを貼ります(下図参照)。空間にメリハリがつきながらも、雰囲気を合わせることでLDK全体に統一感を。
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※MJ HOUSEの施工例です。 |
床材:ロッジポールパイン材(松)/春風コルク色 床材はMJ HOUSEでも大人気のロッジポールパインに。北米を原産とするパイン材で、ロッジ(小屋)のポール(柱)に使われていたことに由来します。小径木のため節が小さく、そして木肌の白さが特徴です。着色をして落ち着いた風合いに仕上げます。また、経年変化でアメ色に変化していき、なんとも言えない風合いを醸し出します。 オープンビルド情報でこのお家の詳細がご覧いただけます。 大阪市東淀川区豊里7丁目A-HOSUE 『森の中のカフェをイメージしたグリーンハウス』 |
こだわりの建具
リビングの扉は和をイメージさせる縦格子デザインをご提案。気に入っていただき、採用が決定しました。その他の居室の扉、クローゼットの扉なども同シリーズのもので統一しました。また、引手、取っ手、蝶番の色をブラックにすることでモダンな『和』を演出しています。
※メーカーの施工例写真です。 |
建具:パナソニック ベリティスシリーズ/チェリー柄 リアルな木肌感にこだわったシリーズです。 赤みがかったやさしい色合いで、上品で華やかな印象です。 室内洋室ドアの取っ手 つや感の無いマットな質感の取っ手シリーズです。 |
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リビングと和室の間に設置する引き込み戸は、リビング側は木目調、和室側は襖というリバーシブルになっています。 それぞれのお部屋のデザインに調和します。 |
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和室には床の間と床柱を設置し、季節に合わせた飾りものを飾れるスペースに。モダンな『和』の雰囲気となるようクロスは土壁調のマットなクロスをベースに、床の間は雰囲気のある赤の和紙調のクロスとツヤのある黒いクロスを組み合わせました。 | |||||
※主寝室のイメージ図です。 |
主寝室には飾り棚を設置し、和調のクロスをアクセント貼りします。
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こだわりのオーダーキッチン
パン作りがお好きな奥様より「パンをこねたり、お料理を並べたりできる作業台を兼ねたキッチンが欲しい」というご希望をいただきました。既成の商品ではご要望を叶えるのは難しく、オーダーでキッチンを造ることに決定。キッチンメーカーへ何度も足を運んでいただき、打合せを重ねました。天板の材質にもこだわられ、メラニンや人造大理石、ステンレスなどたくさんの素材の中からメリット・デメリットをご確認いただき、実用性とデザイン性からステンレスをセレクトされました。キッチンの形状は十分な作業スペースが確保できるよう、ガスコンロと分かれたオープンタイプのアイランド型にしました。
※実際にショールームで打合せされているお写真です。 |
キッチン/キッチンハウス:エバルトシリーズ キッチン扉は石の塊(カタマリ)のようなデザインのエバルトシリーズをご提案。存在感のあるキッチンとなりました。正面からも収納可能なタイプとなっています。 |
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キッチンスペースのフロア/ サンゲツフロアタイル:砂岩シリーズ |
汚れなどを気にせずパン造りの作業を思いっきり楽しんでいただけるようにキッチンスペースの床はタイル貼りにします。 色はキッチン扉と合わせた石目調のグレーに。 |
書斎
奥様より「お仕事の関係上、ピアノや作業台が必要なので書斎を造って欲しい」というご要望をいただきました。「明るい場所で、明るく楽しく作業をして欲しい」というご主人の思いをお聞きし、南側の主寝室とつながった書斎をご提案しました。
外観
外壁の色はT様とのこれまでの打合せを重ねる中で感じた『T様の求められているお家造り』のテーマにピッタリではないか!?と石川が直観で選んだ、グレー色をご提案。「これ、いいですね!」と気にっていただき採用が決定しました。
※実際に打ち合わせに使用したイメージパースです。 |
最終決定した外壁の色です。 外に塗料サンプルを持って行き、太陽の光にあててみたり、角度を変えて確認したりされながらご確認されました。 |
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