暮らしやすさ、快適性を求めたお家』
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担当設計スタッフからのコメント
お家自体はシンプルに。しかし日々の家事動線や暮らしやすさ、お家の性能など自分達の生活に必要なものは何か?これは本当に使うのか?と、たくさん集められた情報の中から、本当に必要だと思うものをしっかりと取捨選択され、上手に取り入れられたお家だと思います。 |
![]() 一級建築士 新井 竜也 |
敷地の特徴
今回の敷地は全体で約50坪ある2区画分譲地のうちの1区画で、南側だけでなく東側にも通路がある明るい南向きの土地。専用通路を通った先に敷地が広がっています。専用通路の間口は約2.8m、車が2台駐車でき、さらに自転車を4台置くことができます。
車が1台のご家庭ならゲスト用の駐車スペースにしたり空いたスペースで家庭菜園でお野菜を育てたり、お子さんの安全な遊び場としてもご利用いただけます。
最寄り駅はJR東海道本線『吹田駅』徒歩約9分と駅近。さらに阪急京都線『相川駅』徒歩約11分、同じく阪急『吹田駅』も徒歩約11分と3WAYの便利な環境。吹田市の中でも駅に近い南部エリアはとても人気の地区でなかなか物件の出ないエリアでもあります。
玄関エントランス
初めにお家の印象を左右する玄関。「エントランスはお気に入りの自転車も収納できるように広くしたい」 「とにかく玄関は広くてスッキリとした空間にしたい」とご要望をいただき、6.5畳と1部屋分の広いスペースで計画。自転車以外にお子さんの三輪車、外用のおもちゃなども玄関スペースの中に収納できます。 またホール部分も靴の脱ぎ履きや人の出入りがゆったり出来るよう広く計画されました。そしてエントランスには大きな玄関収納を計画。収納内の床の半分は土間、もう半分はフローリングになっており、収納内の正面の壁一面には棚を設置します。
土間部分はシューズクローゼットとして利用し泥汚れを気にしなくてもよいように。フローリング部分は棚以外にハンガーパイプも取り付け、荷物以外にコートやジャケットなどのアウター、バッグなども収納できるようにし、収納1か所で様々な物が収納しやすいよう機能的に計画されています。(下記イメージ図参照)
先日、お引渡しをさせていただいたお施主様より
「玄関にしっかり収納を造り、広く開放的にしたことで帰宅してドアを空ける度にとても気持ち良くなれる。玄関を広く計画して良かった」というご意見をお伺いしました。
今回のお家も玄関を広くして実用性の高い収納も完備しているため、いつでもきれいでスッキリしたエントランスを保つことができ、帰宅時や来客時に気持ち良く使っていただける素敵で開放的な玄関になっています。
家事動線
お洗濯は室内干しが中心とお伺いし、さらにご夫婦共働きで少ない時間の中でも効率的に家事をこなせるようにしたいと強いご要望をいただいたため、サニタリーの近くにファミリークローゼットを設け家事動線を短くし、奥様の移動が最短になるように計画。サニタリーは3畳と広くしてサニタリー内で日々の洗濯干しができるように。突然の雨や花粉の時期でも安心してお出かけできます。
また、洗濯物がよく乾くように壁に除湿器を取付け、さらに「冬場の寒さ対策」「ヒートショック対策」もしたいというご意見から暖房機も設置したとても機能的なサニタリースペースです。
乾いた洗濯物はサニタリーのすぐ横にある3畳分の大きなファミリークローゼット(納戸)へすぐ収納可能。さらにファミリークローゼット内の両サイドの収納棚は家族分の衣類を使いやすく、たくさん収納できるように奥様が計画されました。
また収納の奥にはお布団も置けるぐらい奥行きのある、押入の中段のような台を床から80cmの高さで設置。こちらは立ったまま家族分のお洗濯物を畳んだり、アイロン台を置いてアイロンもかけたりできる作業台として使用される予定です。機能性の高い家事室兼ファミリークローゼットが完成しました。(下記イメージ図参照)
家族がくつろぐLDK
LDKスペースは全体で約18畳。廊下から扉を開けLDKへ入室すると、まずはキッチンスペース。 LDKの入口とキッチンが近いことで、食材などを購入し帰宅しても直ぐにキッチンスペースへ入る事ができます。またキッチンはダイニングとリビングが一望できる位置にあり、お子さんの様子を確認しながら家事ができるように計画しました。
キッチンの正面にはダイニングテーブルを配置し、家族とのコミュニケーションが楽しめる対面式のオープンキッチンに。
またキッチン前の壁にはダイニングテーブルの高さに合わせた横長の小さめのニッチを造作。こちらのニッチにはお食事中に使う調味料を置き、スッキリ収納することができたり小物を飾ったりもできます。
さらにニッチ内部の側面にコンセントを設置。ダイニングテーブルで携帯の充電ができたり、ホットプレートの電源として便利に使用できます。ダイニングスペースのさり気ないデザインアクセントにもなりGOOD!
収納に関して「その場所で使うものはその場に収納したい」とご要望をいただき、キッチンの奥に広さ約0.5畳のパントリーを1つ。パントリーはキッチン専用として食材やストック品、キッチン周囲で使う様々な道具をたくさん収納していただけます。
またリビング側にも大きな収納を1つ配置しました。こちらの収納には掃除機やLDKの荷物もたっぷり入り、他インターネット用のモデムなどの機器類やコードが外から極力見えない様にするため、内部にコンセントも。
玄関エントランスの項目でご紹介した玄関収納やファミリークローゼット、パントリーやLDKの収納など各スペースにたっぷりの収納を計画することで効率的に片付けでき、余分な荷物も表に出ないようにと計画されています。
また、家族が寛ぐリビングとバルコニーは南側に配置。常に明るく風通しもバッチリです。
お部屋の中は明るくシンプルにまとめたいとのご希望から、フローリングと室内扉は繊細な木目のホワイトカラーに。 壁と天井もホワイトカラーを基本とし、クローゼットの中とサニタリーやW.Cなど水廻りスペースにのみ淡いブルーグリーン系のクロスを使用。お部屋のアクセントに。
お家全体の色合いはシンプルにしたいとご希望がありツートンカラーでまとめ、どんなインテリアとも合わせやすい明るく爽やかなコーディートに。
さらにリビングの先にある南側に配置したバルコニーは2畳の広さがあり、掃き出し窓から十分な光と風がLDK内へと入ります。また冒頭でご紹介したように日々の洗濯物は室内干しをされますが、洗濯物を干しきれない時はこちらのバルコニーを使用したり、普段はお子さんの遊び場として使用される予定です。
後々バルコニーにはウッドデッキを敷き、第二のリビングとして使えるようにしたいというご要望もあったため、リビングとバルコニーの段差を無くしリビングと一体化して見えるように計画。LDKとバルコニーの床がフラットになることで空間が繋がり、LDK約18畳とバルコニー2畳を合わせた20畳の開放的なLDKスペースに。
バルコニーには水栓も完備し陽当りも抜群なので、テーブルセットを出してちょっとした軽食や、お子さんと一緒に日向ぼっこをしたり、これからの季節はクリスマスのイルミネーションを施し楽しんでも。昨今のコロナウィルスによるリモートワークの気分転換スペースとして使ってもGOOD!
地震に強いお家(耐震等級3)
「地震に強いお家にしたい」また「耐震等級3を取得することで得られる地震保険の割引が最大半額になる事」にメリットを感じられ、最高水準の等級3を取得することに。仮にローン返済期間中、地震保険を掛けると考えると最大35年間、大幅な割引が使えることになります。(年払い、5年払いなどでも割引率は変わります)耐震等級とは建物がどの程度の地震に耐えられるかを示す等級です。
等級は3ランクあり、
●等級1
震度6強から7に相当する、数百年に一度起こる大地震でも倒壊しない強度を持つように構造計算されています。阪神淡路大震災では震度7、2016年に発生した熊本地震も震度7でした。このレベルでの倒壊しない強度と考えればイメージがしていただきやすいと思います。
●等級2
等級1の1.25倍の耐震強度があることを示しています。災害時の避難場所として指定される学校や病院・警察などの重要な公共施設は、必ず耐震等級2以上の強度を持つことが定められています。
●等級3
耐震等級1の1.5倍の耐震強度があることを示しています。災害時の救護活動・災害復興の拠点となる消防署・警察署などは、その多くが耐震等級3で建設されています。
そして、今回H様邸はこの最高等級3です。
セルロースファイバー&樹脂サッシ
長く住むお家の冷暖房の効きを良くし快適に暮らしたい、後々リフォーム工事などで変えるのが大変な断熱材などは性能の高いものを使いたいとご要望をいただき、お家の断熱材は『セルロースファイバー断熱材』窓の断熱には『樹脂サッシ』を採用されました。今回選ばれたセルロースファイバー断熱材の特長を簡単にご紹介すると
●セルロースファイバーの材料は細かくした新聞紙にホウ酸を混ぜたものです。専門の職人が隙間が出来ない様に高密度で壁の中に施工するため家は密封されたような状態になり、高い断熱性能が得られます。
●新聞紙は調湿性が高いため、壁の中やお家の中の湿度を調整。それにより結露を予防し、カビの発生を防ぐ効果があります。
●材料である新聞紙は柔らかい素材なので音を吸収します。これを高密度で壁の中に詰め込むため防音性も高い断熱材です。
●もう一つの材料である『ホウ酸』は眼科で目の洗浄に使われる人体にも安心の鉱物系自然素材です。しかし『ホウ酸団子』で使われているホウ酸と同じ成分のため、含まれている量は微量ですがゴキブリや白アリなどの害虫対策に効果を発揮します。
続いて断熱性能の高い樹脂サッシをご紹介します。
樹脂サッシとは、窓のフレームが樹脂製でできている窓のことです。
樹脂はアルミより熱が伝わりにくい素材なので、内部の暖かい温度を外へと逃がさず、また外部の寒い温度を遮り室内の暖かさを守ります。
冬は家の中で暖めた空気の50%近くが窓から逃げるといわれています。窓の断熱性能を上げることで暖房がより効きやすくなり、室内の温度低下をおさえることがきます。
また熱の伝わりが小さい樹脂サッシは、室内と室外の温度差を少なくするため、窓周りの結露を防ぐという特長も。結露の水滴はカビの温床になりやすく、しかもカビはダニの大好物。結露を放っておくとダニが繁殖し、ハウスダスト、喘息、アレルギー発生の原因になると言われています。
先日、今回と同じセルロースファイバーと樹脂サッシを採用された施主様のご自宅へ訪問させていただき、その後の住み心地をお伺いしました。
以前のお家であればこの時期はエアコンだけでは寒いためコタツを出し、全身たくさん着込んで寒さ対策をされていたそうですが、新しいお家ではエアコン1台で広いLDKが十分に暖かくなり、何なら半袖でも大丈夫!という位に暖かいとお聞きしました。
また北摂の山手に住んでいる当社のスタッフも、自宅にセルロースファイバー断熱材を使っており、寝る前に消した暖房の熱が朝になってもまだうっすらと残っていて、真冬でも芯から冷えるような寒さにならない、と、長時間の保温性能の高さも体感済み。さらに断熱性能が高いため冬だけでなく夏の暑さにも効果を発揮し、クーラーの効きがとても良くなるそうです。
断熱材と窓の性能を上げることで一年を通し、快適に健康的にエコに暮らしていただけるお家になります。
外観デザイン
玄関扉はショコラウォールナットという深いブラウンカラーの木目柄をセレクトし、外壁に選ばれたブラックカラーのストライプ柄と馴染むように。玄関ドアの機能として今回のドアには「近くにお住まいのご両親が、鍵が無くてもお家に入れるように」と暗証番号でも解錠が出来る機能を追加されました。「自分達に必要な機能は?」とこれからの生活を想像され、取り入れられています。
外観カラーは人気のブラック、ホワイトの2色で悩まれた後、可愛いよりもカッコいい雰囲気の方がお好みとのことでクールなブラックカラーで統一。ストライプ柄のブラックの外壁は縦貼り、横貼りそれぞれ参考例をご覧いただき、よりシャープな印象の横貼りを選ばれました。
そしてお家の正面に位置するバルコニーの壁は、ホワイトカラーを取り入れました。ちょうど道路から見えるバルコニーがホワイトカラーになることで、外観全体にメリハリが付きます。
ホワイトで統一された内装とブラックでまとめた外観のギャップがお家全体にメリハリを生み、都会的でモダンなコーディネートに。
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