ZEH水準省エネ住宅+フラット35取得 | |
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敷地面積 | 60.31u(18.24坪) (2間間口) |
方位 | 北向き |
施工床面積 | 99.36u(30.05坪) |
構造 | 木造3階建 |
間取り | 3LDK 土間収納 ファミリークローゼット |
耐震 | 耐震等級2 |
敷地約18.4坪。北側の道路に接し3方向を隣地に囲まれた細長の敷地形状で、都市部で多い狭小地と言われる広さと敷地条件です。こちらの敷地の中にお施主様からいただいた3LDK+収納の充実+さらに暮らしやすさといった+αを詰め込んだをお家を計画しました。
空間を最大限に活かすため、駐車スペースはインナーガレージとし、車1台と自転車も停められるスペースを確保。さらに玄関をガレージの中に配置。それにより外部から玄関の中が丸見えにならず、さらに雨に濡れることなく車からお家の中への荷物の出し入れができる便利なエントランススペースです。
こちらの玄関扉を開けると4畳の玄関スペースに、土間収納を配置したゆとりある空間が出現。
打ち合わせ当初はホールに玄関収納を計画していましたが「ご家族4人分の靴を全て収納できるように」かつ「出し入れがしやすいように」とのご希望から玄関を広げ全体で4畳のスペースを確保し、より収納量を増やすため1畳の土間収納スペースを造ることになりました。
土間収納内は可動棚を多めに設置。棚の数を減らしたり、高さを自由に変えられるようになっており、ご家族分のシューズ類だけでなく、お家の中に入れづらい荷物、ベビーカーやスポーツ用品、傘などの雨具類、お水やお酒など重量がありかさばるストック品などもダンボールごと中に入れる事ができ、いつでもスッキリとした広い清潔感のある玄関に。
また収納入口は人や荷物の出し入れや片付けのしやすさを考慮して扉を無くし、さらに出入り口上部をアール型に。エントランス空間の中にデザイン性と柔らかさをプラスしました。
当社のお客様から玄関についてよくお聞きするお話をご紹介。
これまで住んでいた賃貸マンションは玄関が狭く、ちょっと荷物を置くと通りにくくなり圧迫感があったりしたので、新しいお家では玄関を広めにし、さらに収納を確保し充実させた事で「靴が散らからない」「通りやすくて使いやすい」「毎日、お家に帰る度に気持ちが良くて快適」という感想を多く頂きます。
今回のお家も限られた敷地条件の中で4畳の玄関スペースを確保し、さらに土間収納で収納量もUPさせる事で、毎日使う玄関がいつも片付いた快適で気持ちの良いスペースになるよう計画しています。
「洗濯作業がまとめて出来、負担を軽減したい」という奥様からのご要望を元に、1階にお風呂、室内干しを完備したサニタリーを計画。さらにサニタリーのすぐ近くに2畳のファミリークローゼットを配置。室内干しとファミリークローゼットを近くに配置する事で、洗濯〜洗濯干し〜収納までの距離を短縮。
また衣類の収納先を一つにまとめる事で、各お部屋へ洗濯物を持っていく手間が無くなり、片付けがとても楽になります。さらに衣類を全てファミリークローゼットにまとめることで管理もしやすく、衣替え作業も1か所で済ませることができとても効率的。入浴前の着替えも直ぐ近くのファミリークローゼットに取りに行け時短になります。
ファミリークローゼットの内部は入口から見て正面と、左右の壁3面にハンガーパイプ付きの棚をコの字型に設け、たっぷりの衣服を収納できるよう計画。収納内も広く余裕があるため、お手持ちのバッグや小物系も同じ空間に収納でき、コーディネートもしやすい便利で楽しい空間に。ファミリークローゼットはご家族皆さんで使用されますが、一部をご主人様専用のコーナーにされるなど、ご主人様も使いやすい工夫を取入れられています。
今回のお施主様と同じように、3階建てのお家で『1階に水廻り+ファミリークローゼット』を配置されたOB様から、暮らしについてのリアルなレビューをお聞きしましたのでご紹介いたします。
(豊中市A様)
帰宅したら2階リビングへ上がる前に、1階で手洗いうがい、ファミリークローゼットで室内着に着替え、脱いだ仕事着はサニタリーへ持って行き、その後、2階リビングへ向かうという動線となるため、帰宅後の移動が最小限で済み、効率的で凄く生活がしやすくなっています。
(城東区B様)
朝は3階の寝室から2階のLDKへ下り、2階のリビングでご飯を食べ、1階に着替えや身支度をしに下りるだけの動線なので、3階建てでも凄く動きやすく効率的に移動できます。
効率的で時短な水廻り&収納は毎日、家事、子育て、お仕事と時間に追われる主婦とご家族にとって、生活しやすい配置。 家事の中でも洗濯は大変ランキング3位。洗って干して取りこんで畳み、各場所に収納して、と工程が多く面倒というご意見が多く感じます。 近年人気の配置なのも納得の便利さです。
2階フロアは全てLDKスペースとして計画。 ファーストプランでは2階にバルコニーを設ける予定でしたが、 室内干しを完備させる事でバルコニーを無くし、その分のスペースをゆったり使用し16畳のLDK空間を計画。
次に階段についてですが、必ずリビングを通る人気のリビングイン階段で、設置場所はLDKの真横にストレート階段を設置しています。
この階段には扉を設け冷暖房の効率をUP。キッチンから見て左側の扉を開けて入室し、リビング横の扉を開けて3階へと上っていくスタイルで、ご家族の動向や様子が確認しやすく、声かけもしやすいコミュニケーションの取りやすい間取りとなっています。
さらに道路側をリビングスペースにし、1m四方の正方形の大きな窓を設け、換気と採光ができると同時に開放感も感じられる空間を計画しました。こちらの窓の下にはTVを配置される予定で、窓は天井ピッタリの高い位置に配置。下部のスぺースを出来る限り空け、TVの配置の邪魔にならないようにしました。
また、お子さんと動画を見たり、映画、スポーツ観戦が大画面で楽しめるプロジェクターを設置したいとご希望いただき、天井付けのスクリーンも設置予定。
映画は迫力の大画面で視聴でき、スポーツ観戦もパブリックビューイングのようで盛り上がる事間違い無し!ご家族皆さんで楽しめるリビングスペースになりました。
さらにLDKには収納を2か所確保し、一つはリビング側に天井まで高さのある0.5畳の収納を。こちらは掃除機を入れる収納が欲しいとのご希望から計画。お掃除道具以外にも様々な荷物が収納可能です。
もう一つはキッチンパントリー。次項の『キッチンスペース』でご紹介いたしますが、こちらも十分な大きさがあり、リビング収納と合わせて使う事で、ご家族が集まり必然的に荷物が増えるLDKでもスッキリさせる事が出来ます。さらに収納の為の家具を置く必要が無くなるため、スペースを広く有効的に使えるように。
近年は室内干し派のご家庭が増えた事で、バルコニーを造らずその分を他のスペースへ使用したり、バルコニーのお掃除や手入れの手間を無くしたい!と、バルコニーを無くす選択をされるお施主様も増えました。
しかし一方では、お洗濯物はお日様に当てたいというご意見や、バルコニーを広く造りお子様をビニールプールで遊ばせたり、ご家族で日焼けを楽しんだり、アウトドア用のチェアを出し一人になれるリフレッシュスペース、BBQをするセカンドリビングとして使いたい、とお施主様により様々なご意見があり、注文住宅ならではの『住まわれるご家族の様々なLIFE STYLE』を垣間見る事ができ、楽しく感じます。
お家造り、生活スタイルはご家族の数だけあります。バルコニーの造り方でも様々。どのような暮らし方をされたいのか?これまで携わらせていただいた600棟近くに及ぶ、お家の事例がたくさんあります。
是非、お気軽にスタッフへご相談下さい。
今回のH様邸では「お家のどこかに無垢材を使いたい。使うなら家族が寛ぐLDKに使いたい」とのご要望がありました。そこでLDKは素材にこだわり、かつ主張しすぎないカラーでホワイト系のドアと合う淡い色合いのオークの床材をセレクト。
オーク(ナラ)はその美しい木目からヨーロッパでは「森の王様」と称される木です。傷に強く水分も浸透しにくく、所々入る白い横に入った班模様は「虎斑(とらふ)」と呼ばれ、高級家具などで重宝されています。さらにウイスキーやワインの熟成樽に使用されることでも有名です。
無垢材はナチュラルなデザイン性や香りの良さに癒されながら、同時に足触りの良さ、夏場でも足裏がべたべたしない事、冬場はヒヤリとした冷たさを感じにくいなどの特長があります。
さらに調湿性能があるため、湿度が高い時期は湿気を吸収して湿度を調整。気持ち良いと感じていただける空間を造ります。この無垢材の特性により、施工されたOB様曰く「朝、起きてリビングに入ると空気が澄んでいる気がする」そうです。
さらにご主人様からのご要望で『湿気・匂い』対策としてキッチンカウンターのダイニング側の壁に、エコカラットを採用。 エコカラットとは高性能でデザインが豊富なタイル状の内装用壁材です。今回セレクトされたエコカラットは、天然石からそのまま切り出したような凹凸感があり、素材感を引き立たせたホワイト系の優しい色合いのデザインタイル。光が当たった時に出来る陰影感が素材感を際立たせ、優しくて上品なLDKのアクセントに。
さらに ナノサイズの孔(あな)が余分な湿気や嫌なニオイ、ホルムアルデヒドなどの有害物質を吸着し、部屋の中の空気をキレイに整えてくれます。
内装クロスはまだ検討中との事ですが、ベースのカラーはホワイトとお聞きしているので、オーク材の美しい木目とナチュラルカラーにホワイトを組み合わせた明るさと暖かみを感じる 『シンプル&ナチュラルな北欧デザイン』のような優しい憩いの空間となる予定です。